abusesaffiliationarrow-downarrow-leftarrow-rightarrow-upattack-typeburgerchevron-downchevron-leftchevron-rightchevron-upClock iconclosedeletedevelopment-povertydiscriminationdollardownloademailenvironmentexternal-linkfacebookfiltergenderglobegroupshealthC4067174-3DD9-4B9E-AD64-284FDAAE6338@1xinformation-outlineinformationinstagraminvestment-trade-globalisationissueslabourlanguagesShapeCombined Shapeline, chart, up, arrow, graphLinkedInlocationmap-pinminusnewsorganisationotheroverviewpluspreviewArtboard 185profilerefreshIconnewssearchsecurityPathStock downStock steadyStock uptagticktooltiptwitteruniversalityweb

コンテンツは以下の言語で利用可能です: English

記事

2023年12月25日

著者:
The Moscow Times

ロシア:ウクライナ侵攻を受け、日本企業を含む株主がロシアのLNG開発プロジェクト参画停止を表明

[Foreign shareholders suspend participation in Russia’s Arctic LNG 2 project] 2023年12月25日

[英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]

海外企業の株主は米国の制裁によりロシアのLNG=液化天然ガスの開発プロジェクト(北極LNG2プロジェクト)への参加を一時停止したとロシアの有力紙が匿名の政府筋の情報として報じた

米国は11月、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、ロシアの今後のエネルギー生産やその他の分野を対象とした広範な措置の一環として、北極LNGに対する制裁を発動した。欧州連合もロシアの液化天然ガス供給に対して同様の制限を検討している。

報道によると、フランスのトタルエナジーズ、中国の国営石油大手CNOOCと中国石油天然気集団(CNPC)、そして日本の三井物産とエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、が停止について「不可抗力」を宣言したという。

これらの企業は資金調達とオフテイク契約の履行の責任を放棄しており、これによりロシアのノバテックが250億ドルの北極LNG2プロジェクトに単独で資金を提供することになるリスクがある。

彼らの「不可抗力」により、北極LNG2プロジェクトが海上ガスの供給に関する長期契約を失う可能性もある。

北極LNG2プロジェクトの初期生産は先週開始され、海外企業の出資停止後はスポット市場で約260万トンの販売に限定されると書いた。

海外企業はそれぞれ株式10%を保有しており、ノバテックは60%の株式を保有している。

ロイターは先週、ノバテックもLNG供給に関して不可抗力通告を出したと報じた

中国の株主であるCNOOCとCNPCは、北極LNG2プロジェクトを制裁から免除するよう米国政府に要請したとロイター通信が先週報じた