ビジネスと人権リソースセンターは日本にフォーカスした月刊バイリンガルメールマガジンを発行しています。

【8月の注目ニュース】

• ウクライナ政府、ロシアが兵器製造に使用したとされる140社の外国製機器のデータベースを設立
  
  • ウクライナ国防省情報総局（GUR）は、ロシアが兵器製造に使用している140の外国企業が製造した484の工作機械に関するデータベースを公開しました。
  • ビジネスと人権リソースセンターが見解を求めた130社のうち、日本企業は8社で、三菱電機、DMG森精機が回答しました。株式会社TAKISAWA、ヤマザキマザック株式会社、オークマ株式会社、中村留精密工業株式会社、株式会社松浦機械製作所、阪和興業株式会社は回答しませんでした。
    
    
• エクアドル：三菱製紙、取引関係のあった古川拓殖エクアドルのアバカ農園に関し、裁判になっている強制労働の実態はないとコメント
  
  • 古川拓殖エクアドル（FPC）が、エクアドル人106人に現代奴隷制度で提訴された件で、新たに三菱製紙や日本製紙がFPCと取引関係があったことが報道されました。
  • 三菱製紙は第三者企業から児童労働や強制労働の実態はないと説明があったと述べていますが、第三者企業とは何かという質問には回答しませんでした。
  • 日本製紙は「守秘義務の観点から回答を控える」としました。