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ラオス:王子製紙出資の植林事業>FSC認証が失効
2014年の年次監査で同社に課せられていた是正措置要求に対応できなかったため、FSC認証の失効に至ったとみられます。年次監査では、以下の項目を含む8つの重大な是正措置要求(Major Corrective Action Requests)と、15の軽い是正措置要求(Minor Corrective Action Requests)が課せられていました:監査機関は、慣習的な土地権と土地利用権を持つ地域住民が、当初LPFL社またはBGA社 と合意した事業地について、自由で十分な情報を与えられた上での合意の下で、土地を貸し出すことに賛成したと立証することができなかった。LPFL社は、植林事業のための土地貸与の合意が結ばれた村に、先住民族が存在するかどうかを判断するために十分なコンサルテーションを実施しなかった。監査機関は、事業の請負業者が、安全な作業実施について訓練を受けたかどうかを確認できなかった。森林経営はILO(国際労働機関)の林業における安全衛生実施基準(Code of Practice)を遵守していなかった。現場において適切な個人用安全防護具が利用可能でなかった。…(原文より引用)