日本:シャープ三重工場、下請けが外国人ら100人解雇
「外国人ら100人解雇へ シャープ三重工場、下請けが事業撤退」2020年10月23日
シャープ三重工場(三重県多気町)に労働者を派遣する下請け会社が十一月に同工場での事業から撤退し、従業員の三分の二程度に当たる約百人を解雇することが、複数の関係者への取材で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生産縮小の影響を受けたとみられ、解雇される労働者の多くがフィリピン人という。
この会社は、同県松阪市の「ジーエル」。二次下請けとしてシャープ三重工場に液晶パネル生産の作業員を派遣していた。事業撤退に伴う解雇は十一月中旬ごろを予定し、労働者には今月半ばに解雇予告の通知を出したという……
関係者によると、県や松阪市は三重労働局と連携し、解雇される労働者の支援体制を整えている……