ビジネスと人権リソースセンターは日本にフォーカスした月刊バイリンガルメールマガジンを発行しています。

【注目ニュース】

• EU: 欧州議会、理事会、委員会が企業持続可能性デューディリジェンス指令の合意に達した＜和訳＞
  • 12月14日の早朝、欧州議会、 理事会（加盟国）および欧州委員会の交渉担当者は、EU企業の持続可能性デューディリジェンス指令（CSDDD）に関する最終的な政治合意に達ました。
  • 市民社会はこの合意をビジネスにおける人権と環境保護の観点から画期的な瞬間として歓迎しましたが、デューディリジェンスからの金融活動の除外など、重大な抜け穴や機会の逸失を批判しています。
    
• イスラエル：産業用ロボットの日系メーカー・ファナックの製品がイスラエルの武器製造に使われている疑い＜和訳＞
  • BDS Japan Bulletinは、ファナックの産業用ロボットがイスラエルの武器製造に使われていると主張し、イスラエルや欧米の軍需企業への製品やサービスの提供を停止するよう求めています。
  • 軍事用途で使用していないと企業側が説明する場合でも、軍民両用（デュアルユース）で製品が使われるケースもあり、エンドユーザーの情報を把握することが指摘されています。