2024年4月に発足した国連事務総長が設立した「エネルギー移行に重要な鉱物に関するパネル」は、重要な鉱物の責任ある、公正で公平なバリューチェーンを確保するための世界的に合意された指針の策定を求める開発途上国からの声に応じて招集された。このパネルは、政府、産業、政府間組織、労働組合、市民社会組織からなる39名のメンバーで構成され、エネルギー転換に不可欠な鉱物のバリューチェーンの上流から下流まで、各国、採掘産業、国連、その他のステークホルダーを導くための一連の世界共通の自主的な取り組みの原則を策定する任務を負っている。

エネルギー転換に重要な鉱物を導くための原則は2024年9月11日に発表され、その起草と開発のプロセスを綿密に追跡してきたいくつかの市民社会組織が反応を発表した。