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フィリピン:国際協力銀が出資しているフィリピンの液化天然ガス基地建設計画が、生活や環境に負荷となるとして異議申し立てられる;企業コメントを含む
[ガス計画乱立のフィリピン、問われる日本の責任 環境や漁業への悪影響懸念、日本に中止要請も] 2024年6月19日
[記事の紹介文:ビジネスと人権リソースセンター]
フィリピンでのLNG基地建設計画が地域住民の生活や環境に大きな負荷を与えかねない問題となっている件で、漁民連合が国際協力銀行(JBIC)と日本の3メガバンクによる支援の中止を求めた。
漁業関係者は、同基地事業の親会社に出資している国際協力銀が環境面に関する検証を怠ったなどとして、2023年12月に異議申し立て手続きをした。
国際協力銀行は、「現在、環境ガイドライン担当審査役により調査が行われているところであり、調査結果を踏まえて改めて確認していく」と東洋経済に述べた。