米国:子どもたちを有害なコンテンツから守るための「子どもオンライン安全法」が上院を通過
[A historic new law would protect kids online and hold tech companies accountable] 2024年8月3日
[非公式英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]
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昨年、超党派の上院議員グループが、オンラインやソーシャルメディアのプラットフォームが子どもや若者に与える影響についての親たちの高まる懸念に対処する画期的な法案である「子どもオンライン安全法(Kids Online Safety Act)」を提出した。
この法案は今週初め、超党派の強い支持を得て上院を通過し、共和党主導の下院に送られる。
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この法案は、子どもたちを有害なコンテンツから守るための対策をテクノロジー企業に義務付けることになるだろう。
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この法案では、法律の対象となる児童の最高年齢を17歳に引き上げ、企業が指紋、声紋、顔画像などの生体認証指標を含む未成年者のデータを収集することを禁止し、ペアレンタルコントロールを強化することも盛り込まれている。
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上院はこの法案とともに、該当する企業が17歳未満の子どもから本人の同意なしに個人情報を収集することを禁止する「児童オンラインプライバシー保護法」も可決した。
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