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月刊ニュースレター2024年7月号
ビジネスと人権リソースセンターは日本にフォーカスした月刊バイリンガルメールマガジンを発行しています。
【7月の注目ニュース】
- シンガポール:建設現場の事故で2名の移民労働者が死傷し、元請け業者である五洋建設が工事の中止を指示される14(4.7%)
- シンガポールのウッドランズ・ノースの建設現場で、バングラデシュ人2名が鉄筋の落下により死傷し、労働省は元請け業者である五洋建設に対し、現場での鉄筋工事をすべて中止するよう指示しました。
- 五洋建設株式会社はビジネスと人権リソースセンターに
回答3(1%)し、救済について誠心誠意対応すると述べました。
- 韓国:日系企業グループ会社のAGCファインテクノ韓国が違法派遣と不当労働行為をしたとして、労働組合結成後に解雇された元派遣労働者23名が勝訴3(1%)
- AGC(旧旭硝子)グループ企業の「AGCファインテクノ韓国」に派遣されていた労働者178人は2015年、労働組合結成を問題視した派遣会社から一方的に解雇され、ファインテクノを告訴していました。
- 韓国大法院(最高裁)は労働者の直接雇用を命じ、原告勝訴の判決が確定しました。
- 2年を超えて働く派遣労働者は元請けが直接雇用しなければなりませんが、表向きは下請け契約を結び、実際は派遣労働者に直接業務指示を行う違法派遣が横行しています。