2022年11月、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、日本サッカー協会会長の「あくまでサッカーに集中すること、差別や人権の問題は当然のごとく協会としていい方向に持っていきたいと思っているが、協会としては今はサッカーに集中するときだと思っている。ほかのチームもそうであってほしい」というコメントに関する報告を発表した。このコメントは、LGBT差別に対する他チームの行動やスタンスについての質問に答えたものである。また、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、大会に向けて労働者が受けた虐待の救済を求める権利団体の要求を、現在までに13カ国のサッカー協会が支持していることを取り上げ、日本サッカー協会は支持していないとして、同協会に同様の要求を行うよう呼びかけた。

ビジネスと人権リソースセンターは日本サッカー協会に対し、ヒューマン・ライツ・ウォッチの記事に対して公式に回答を求めた。