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COP26:弱体化した気候変動対策の合意を受け、先住民が自らの目標は達成されなかったと語る
[Indigenous peoples had a clear vision for Cop26, but it has not been delivered] 2021年11月15日
[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター ]
先住民は、最終的な結果に反映させたい明確な目標を持って、グラスゴーのCOP26に参加した。会合は終了したが、我々が期待していたような前進は見られなかった。先進国と途上国の間では、権利や資金に関する必要な合意を先進国が阻むなど、いまだに争いが絶えない。また、パリ協定の実施に向けた全体的な進捗も遅すぎる。我々は、気候危機の目下の影響に対処するための適応、緩和、損失・損害対策を実施する際に、先住民の権利を含む人権を尊重する必要性が決定事項に含まれるようにしたいと考えていた。また、気候変動枠組条約のプロセスにおいて、先住民とその知識を確実に取り入れるための取り組みである、作業部会で合意された地域社会と先住民のプラットフォームをCOP26で採用したいと考えていた。[...]