[Cambodian police crack down on casino workers after lay-off negotiations with Hong Kong-listed NagaCorp stall] 2021年1月5日

[ 英文和訳：ビジネスと人権リソースセンター]

カンボジア警察は、昨年の大量解雇および労働権侵害の疑いに対する労働者の19日間ストライキの最中、香港企業が運営する同国最大のカジノで、20数名の現従業員および元従業員を拘束した。

ナガコープが所有するカンボジアの首都にある広大な複合レジャー施設の一部であるカジノ、ナガワールドで働く数百人の労働者が、12月18日からストライキに突入している。彼らは、昨年4月と5月に解雇された365人の復職を要求している。

ナガコープの経営陣は、5月に8,000人以上の従業員のうち1,329人を解雇したが、これは新型コロナウイルスの大流行で財政難に陥ったためだという。この複合施設は、政府命令のロックダウンにより、昨年初めには閉鎖を余儀なくされた。ナガコープは2021年の半期報告書で、上場以来初の赤字を計上した。 [...]

火曜日、昨年解雇された1,329人の中に入っていた組合リーダーのチム・シター氏が警察に拘束された。[...]

ナガコープには、同社および同社広報の複数の社員にメールで見解を求めたが、回答はなかった。同社は12月19日に株主に対して、ストライキによる事業の影響はないと発表し、「相互分離プラン」で1,329人の労働者を解雇したが、解雇された従業員のうち360人がこのプランを拒否したと付け加えた。

同社は、「労働省、プノンペン市役所、警察当局に連絡し、ストライキの可能性に関するグループの法的立場を表明した」と述べた。[...]