ストーリー
グローバル:自動車サプライチェーンにおける気候、労働、先住民の権利のために活動家らが自動車メーカーのスコアカードを発表;トヨタは無回答
電気自動車の生産台数は世界的に急増し、販売台数も着実に伸びている。しかし、電気自動車へのシフトは、炭素集約的な生産プロセス、鉱物採掘の影響を受ける先住民族コミュニティの権利、そして電気自動車産業で働く労働者の労働権に対する懸念を引き起こしている。リード・ザ・チャージは、こうした懸念に対処し、自動車メーカーに気候・環境正義と人権への配慮を求めるために結成された市民社会組織の世界的連合である。そのために彼らは、脱化石燃料や環境的に持続可能なサプライチェーンに向けた「コミットメント、進捗状況、具体的な行動」と、サプライチェーン全体における先住民族や労働者の権利の維持に関連するさまざまな指標について、自動車メーカー18社を評価するスコアカードを発表した。それによると、トヨタ自動車のスコアは最低の部類に入るという。
ビジネスと人権リソースセンターはトヨタにこの記事についてコメントを求めた。しかし、回答はなかった。