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レポート

2023年9月11日

著者:
Amnesty International, Initiative pour la Bonne Gouvernance et les Droits Humains (IBGDH)

コンゴ民主共和国:コバルトの豊富な地域における強制立ち退き、脅迫など地域コミュニティへの威嚇が明らかに

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[DRC: Powering change or business as usual?] 2023年9月11日

[英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]

アムネスティ・インターナショナルとコンゴ民主共和国を拠点とする団体「人権と民主主義のためのイニシアティヴ(IBGDH)」は、最近発表した報告書の中で、多国籍企業による採掘事業拡大のための奔走が、いかに地域社会を家や農地から追い出す結果になったかを詳述している。アムネスティ・インターナショナルの事務局長であるアグネス・カラマール氏は、「企業が工業規模の銅とコバルトの採掘プロジェクトを拡大しようとする中で起きている強制立ち退きは、人々の生活を破壊しており、今すぐ止めなければならない」と述べた。

「アムネスティ・インターナショナルは、化石燃料からの転換において、二次電池の重要な機能を認識しているが、気候正義は公正な移行を要求している。世界経済の脱炭素化が、さらなる人権侵害につながってはならない」と述べた。

[...]

いわゆるクリーン・エネルギー技術に対する需要の高まりは、銅や、ほとんどのリチウムイオン電池の製造に不可欠なコバルトなど、特定の金属に対する相応の需要を生み出している。リチウムイオン電池は、電気自動車や携帯電話など、さまざまな機器の電源として使用されている。コンゴ民主共和国のコバルト埋蔵量は世界一、銅埋蔵量は世界第7位である。

平均的な電気自動車のバッテリーには13kg以上、携帯電話のバッテリーには約7gのコバルトが必要である。コバルトの需要は2025年までに222,000トンに達すると予想されており、2010年以来3倍に増加している。

IBGDHのドナット・カンボラ会長は 「人々は強制的に立ち退きさせられたり、脅されたり、脅迫されて家を去らされたり、和解に同意するよう騙されたりしている。多くの場合、苦情処理メカニズムも、説明責任も、司法へのアクセスもない」と語る。

アムネスティ・インターナショナルの研究者であり、報告書の共著者であるキャンディ・オフィメとジャン=モベール・センガは、「私たちは、国際人権法や基準、国内法に規定された法的保護措置の度重なる違反や、ビジネスと人権に関する指導原則のあからさまに無視していることを把握している」と述べた。