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トヨタ、日本の自動車大手で初めてロシアから生産撤退
[トヨタ、ロシア生産撤退] 2022年9月23日
トヨタ自動車は12日、ロシア北西部サンクトペテルブルクにある工場での生産事業を終了すると発表した。ロシア生産からの撤退となる。ロシアによるウクライナ侵攻開始後の今年3月、部品の調達難を理由に工場の稼働を停止していた。このままではトヨタの目指す製品づくりができないとし、従業員には最大限の支援を提供するという。
日本の自動車大手でロシアからの生産撤退の方針が明らかになったのは初めて。[...]
[...] ロシアにおける生産事業を終了する決断は、私たちにとって決して軽々しくできることではなく、どのような道が最善なのか、トヨタとして検討を重ねてきました。 TMR-SPは3月4日、部品調達ができなくなり、操業を停止しました。その後も、稼働再開に向けて生産ラインの保全を日々実施するなど準備を継続してきました。 [...] しかし、半年が経過しても生産再開の可能性は見い出せず、このままではトヨタが目指す製品づくりができないこと、また、現在の状況が続けば共に良いクルマづくりを目指してきたロシアの従業員に対して十分な支援ができなくなることから、ロシアでの生産活動を終了すること以外に選択肢がないと判断しました。 TMR-SPは、生産終了に向けた手続きを開始します。従業員に対しては、最大限の支援を提供する計画です。モスクワの拠点は規模を縮小したうえで再編成し、ロシアにおいてトヨタ、レクサスにお乗りいただいているお客様に対し、安全と安心を確保するための体制を維持します。トヨタ自動車株式会社、トヨタのニュースリリースより