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ストーリー

2023年6月30日

バングラデシュ:縫製工場の賃金争議解決に取り組む中、組合リーダーが殺害され世界的な反発と大規模な抗議が勃発

Shutterstock (purchased)

Garments workers block a road demanding their due wages during the lockdown amid concerns over the coronavirus disease (COVID-19) outbreak in Dhaka, Bangladesh, April 15, 2020.

2023年6月25日、バングラデシュ縫製産業労働者連盟(BGIWF)組合リーダーのシャヒドゥル・イスラム氏が殺害されたと報じられた。同氏は、バングラデシュのガジプールにあるジャカード・セーター社の縫製工場と縫製労働者との間で発生した賃金争議の解決を試みた後に殺害されたとみられる。

イスラム氏は殺害される前、6月21日の労働者の抗議行動を受けて、2ヵ月半分の給与とイード(Eid)ボーナスの未払いをめぐる争いを解決しようとしていた。抗議を受けて工場側は、イードの前に給与とボーナスを労働者に支払うことを約束した。しかし、労働者が給与を受け取りに工場に戻った際に工場側は賃金を支払わなかったため、労働者は抗議を再開し、イスラム氏や他の組合リーダーに対して、労働者の代わりに経営者と話をするよう要求した。

組合リーダーらは工場の経営陣と面会し、工場監督局に告発すると宣言した。面会終了後、数人がイスラム氏を捕まえて容赦なく暴行し、他のリーダー幹部にも攻撃を加えたと報じられた。イスラム氏は病院に運ばれた後で死亡が確認された。この襲撃でさらに3人のリーダー、モスタファ・カマル氏、アーメド・シャリフ氏、アッカス・アリ氏が負傷した。

労働組合員の報告によると、暴行を加えた者は工場側の人間で、イスラム氏の殺害は同業者の他の組織・活動家らに対する警告だったと見られている。工場の経営者は事件への関与を否定している。

イスラム氏の殺害を受けて、数百人の裁縫労働者と労働活動家が街頭で殺害に対する抗議活動を行い、関係者の逮捕を訴えた。インダストリオール・バングラデシュ協議会によると、チャトグラム、ナラヤンガンジ、アシュリア、サバールなど他の工業地域でも同時に抗議活動が行われた。労働組合のリーダーらは、政府による正義が確約されない場合には全国的なストライキを実施すると予告している。

BGIWF代表のカルパナ・アクター氏は、イスラム氏を殺害した6人と、他の5人から7人の容疑者を殺人事件に関与したとして提訴したと報じられている。警察はこの事件で2人の被告人を逮捕したと伝えられている。

最新情報と連帯声明は以下の通り。

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