ミャンマー:ENEOS、ミャンマーの天然ガス採掘事業から撤退へ
[Japan's Eneos plans to withdraw from Myanmar's Yetagun gas project] 2022年3月25日
[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]
日本のエネルギー企業、ENEOSホールディングス(5020.T)は、プロジェクトがミャンマーの軍事政権に資金提供しているという批判がある中、「社会問題」に対応してミャンマーのイェタグン・ガス事業からの撤退を目指していると、広報担当者が金曜日に述べた。
この動きは、マレーシアの国営石油会社ペトロナスと日本の三菱商事が先月、同プロジェクトから撤退すると発表したことを受けたもので、昨年の軍事クーデター以降、主要エネルギー企業による最新の撤退の動きとなる。(さらに読む)
ENEOSの広報担当者はロイターに対し、「社会問題への対応状況や事業の可能性を踏まえ、事業終了に向けてあらゆる可能性を検討し、ビジネスパートナーと協議している」と述べた。
金曜日に、日経ビジネスは、同事業が軍事政権に資金提供しているという批判の中、ENEOSが撤退すると報じた。
ペトロナスの子会社であるPCミャンマー(香港)はイェタグン・ガスの40.9%の株式を保有し、ミャンマー石油ガス公社(MOGE)も20.5%を保有している。
日本政府とENEOS傘下のJX石油開発が率いる日本のコンソーシアムが19.3%、残りは PTT エクスプロレーション・アンド・ プロダクション(PTTEP)が所有している。
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