中国:サプライチェーンにおける「新疆綿」排除に向けたMUJIの対応を権利団体が非難
2021年2月、ラジオ・フリー・アジア(RFA)は、日本の生活日用品ブランドMUJI(無印良品)によるサプライチェーンからの「新疆綿」排除に向けた取り組みをヒューマン・ライツ・ウォッチなどの人権団体が非難していると報じた。MUJIは、新疆産の綿の米国への輸出については停止を発表したが、報道によると「新疆綿の使用停止については明言していない」という。
2021年2月、ビジネスと人権リソースセンターは、MUJI(良品計画)に対して、ラジオ・フリー・アジアの報道で取り上げられた問題点について回答を求めた。良品計画は、「新疆ウイグル自治区における強制労働や少数民族に対する差別に関するさまざまな報告や報道について、深く憂慮している」と回答。回答の詳細は以下の通り(英語と日本語で掲載)。