中国:フォ・シェンシャン病院、賃金の滞納と不十分なマスク提供により非難。国営メディア労働者が自発的に給与を放棄と発言。
[日本語翻訳記事提供: 経済人コー円卓会議日本委員会]
「フォ・シェンシャン病院、賃金の滞納と不十分なマスク提供により非難を受ける。国営メディア:労働者が自発的に給与を放棄する」2020年2月19日
・・・フォ・シェンシャン病院は、武漢のコロナウイルス肺炎患者を治療するために10日間で建設され、2月4日に営業を開始しました。・・・
フォ・シェンシャン病院の質は、広範囲の懸念を引き起こしています。
加えて、建設に携わった労働者が、賃金の滞納や、マスク・必要な物資、飲み水などを十分に提供されず苦しんでいるという噂があります。
すでに削除されたFarmers’ Dailyが発行したレポートによると、10人以上の移民労働者への給与支払いが遅延しています。
Farmers’ Dailyの記者がフォ・シェンシャン病院の外の仮説工事現場を訪れました。一部の労働者が、自分たちは請負業者を通じて採用され給与は日数ベースで計算される、と記者に語りました。
Tang Binと呼ばれる労働者は、請負業者は仕事の初日以降は給与を支払わず、3日分が未払いのままだと述べました。
流行防止規則にのっとれば、労働者たちはフェイスマスクを4時間ごとに交換すべきですが、彼らに与えられたのは、1日につき1個のマスクと1本のミネラルウオーターだけでした。
そのため、Tangは自分で水を買わなければなりませんでした。
こうした申し立てがある一方で、労働者の食料と宿泊施設は保証されていました。
Farmers’ Dailyの記事が削除された後、netizensネチズン(現実社会からインターネットなどのコンピュータネットワークに移住したかように、積極的活発的に活動するユーザーのこと)は、ソーシャルプラットフォーム上で多くの人が、フォ・シェンシャン病院の建設労働者の多くが「賃金はいらないと主張している」と友人から伝え聞いた人からの人づて情報を再投稿し続けていることを発見しました。
これらの労働者は、武漢は今、大変な苦境にあるので、自分たちができることをしたいと主張しました。
建設現場で供給された食べ物と飲み物は十分な量でした。
フォ・シェンシャン病院の請負業者である中国建設第三エンジニアリング局は、賃金の滞納はなく、賃金はアウトソーシング業者と請負業者に事前に支払われたと回答し、この件に関し調査を進め、解明に努めていると述べました。
中国建設第三エンジニアリング局の代表は、Jian Kang Shi Bao(出版社)に対し、一部の労働者は賃金を受け取らなかったが、何人かは支払いも受け取らず連絡先も残さずに去ったボランティアだったと語りました。