ストーリー
日本:ウーバーイーツユニオン、特別永住者の配達員アカウントが説明なく停止されたとして抗議;ウーバーイーツは見解を示さず
ウーバーイーツユニオンによると、2021年の6月と9月に、ウーバーイーツジャパンから何の説明もなく、日本在住の特別永住者のアカウントがそれぞれ停止された。1件目では、ウーバーイーツジャパンのアカウント回復の対応に問題があったとされ、ユニオンは団体交渉を申し入れたものの拒否された。2件目は、特別永住権者が最寄りのコンプライアンスセンターに特別永住者証明書を持参するよう求められた。しかし、同センターは大都市にしかなく、当該ドライバーがアクセスすることは困難であった。
10月1日の記者会見で、ユニオンはウーバーに対し、特別永住者には就労制限がなく、特別永住者証明書の提示義務もないとして、何の説明もなくアカウントを停止することをやめるよう求めた。また、ユニオンは、停止期間中の損失に対する補償を求めた。 ユニオン執行委員長は、ウーバーからの対応を「民族差別」と批判している。
ユニオンは今後も団体交渉の要請を続けていく。
ビジネスと人権リソースセンターはウーバーイーツジャパンに文書で問い合わせたが、このページの公開時点では回答はなかった。