米国:ジョージフロイド、ブレナテイラー、トニーマクデードが警察に殺害された後、企業の幹部による人種差別反対の発言相次ぐ
[日本語翻訳記事提供: 経済人コー円卓会議日本委員会]
2020年5月25日、ミネアポリスの白人警察官Derek Chauvinはジョージ・フロイドを地面に押さえつけて、フロイド氏の首に8分46秒膝を押しつけ続け、最終的に彼を殺害しました。他にも3人の警察官が関与していました。 4人の警察官全員がミネアポリスの警察署によって解雇され、Derek Chauvinは殺人と過失致死の罪で起訴されました。
ジョージ・フロイドの殺害に先立って、ケンタッキー州の26歳のアフリカ系アメリカ人、緊急治療室技術者であるブレナ・テイラーが自宅で警察に殺害され、フロリダ州の黒人トランスマン(女性から男性への性転換者)であるトニー・マクデードが殺害されました。警察によるジョージ・フロイド、ブレナ・テイラー、トニー・マクデードの殺害は、黒人アメリカ人に対する警察の残虐行為のさまざまなパターンの一部であり、多くの場合、加害者は責任を問われていません。米国の人口の13%しか占めていないにもかかわらず、黒人のアメリカ人が警察に殺害される可能性は、白人のアメリカ人の2.5倍です。 (NPRのコードスイッチは、2014年以降に米国で警察によって殺された黒人の名前の(包括的ではない)リストを作成しています。)
黒人に対する体系的な人種差別と警察の残虐行為に対する抗議、そして正義、説明責任、および公平性を支持する抗議が米国中に広がっています。さらに、600を超える組織が、米国における警察の暴力に関する人権理事会の特別会議を要請する書簡に署名しています。
シティ、ネットフリックス、ナイキ、ツイッターなどの企業の幹部は、人種差別に反対する声明を発表しており、ブラックライブマター運動への支持を表明している人もいます。 Slack社のCEOは、同社の四半期ごとのEarnings call (電話や Webcast (インターネット会議システム) を使った、投資家向けの収支報告)を利用して、黒人の声を拡散し、暴力と無関心の両方を非難することを約束しました。これらの声明と企業による行動についての詳細は他にも以下のようなものがあります。
The PlugのSherrell Dorseyは、ハイテク企業が出した人種差別に対する声明のリストを収集し整理しています。完全なリストはこちら、インフォグラフィックはこちらにあります。 UOMAビューティーの創設者兼CEOであるSharon Chuterは、ブランドグループ全体に呼びかけ、社内でリーダーシップを発揮している黒人従業員の人数を共有する「プルアップまたはシャットアップ」キャンペーンを開始しました。