米国:ソーシャルメディアのXが、米選挙に関する虚偽の情報拡散を可能にしていると非難される
[Musk and X are epicenter of US election misinformation, experts say] 2024年11月5日
[非公式英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]
非営利団体「デジタルヘイト対策センター(CCDH)」の報告によると、億万長者のイーロン・マスク氏による米選挙に関する虚偽または誤解を招く主張は、今年ソーシャルメディアプラットフォームXで20億回閲覧された。
誤情報の専門家は、Xは他にも大統領選など選挙の結果を決定する可能性が高い重要な激戦州に関する偽情報の拡散を可能にする上で中心的な役割を果たしていると述べている。
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Xの広報担当者は、ユーザーが投稿に追加の文脈を加えることができる同社のコミュニティノート機能は、投稿上の従来の警告機能よりも、誤解を招くコンテンツを識別するのに効果的であると述べた。
かつてツイッターとして知られていた同社を引き継いで以来、マスク氏は[...]ドナルド・トランプ前大統領への支持を表明している。[...]デジタルヘイト対策センターの報告書によると、マスク氏の今年の投稿のうち少なくとも87件は、ファクトチェッカーが虚偽または誤解を招くと評価した米選挙に関する主張を広めるものであり、20億回閲覧されている。
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AIを使ってオンライン上の偽情報を検出している企業のサイアブラ社は、11万7000人のフォロワーを持つXアカウントが、ペンシルベニア州のトランプ氏の郵送投票用紙が破棄されるという偽の動画の拡散に重要な役割を果たしたと発表した。
Xの広報担当者は、同プラットフォームがこの動画を共有した多くのアカウントに対して措置を講じたと述べた。