農業
農業は、人間社会の根源をなすものです。世界人口の増加に伴い、農業関連事業への投資も拡大しています。しかし、責任ある生産と調達を実現するには、労働者や地域コミュニティの権利を尊重し、環境影響や生態系の機能不全を軽減する必要があります。近年、農業関連企業やそうした企業から原材料を調達する食品・飲料企業による土地の収奪や地域コミュニティの強制退去に関する申し立てが急増しています。世界の食料サプライチェーンやそれに関連する人権侵害を明らかにすることは、農業部門における責任あるビジネス慣行の確立に向けた第一歩となります。
こちらのページでは、以下の内容をまとめています:
- 農業関連企業による新型コロナウイルスのパンデミックへの対応
- ビジネスと人権リソースセンターによる砂糖産業関連の契約と土地や労働者の権利への影響に関する報告資料
- KnowTheChainによる食品・飲料企業38社のランキング評価
- KnowTheChainによる林業における強制労働に関する投資家評価
- 企業人権ベンチマーク(CHRB)による農業関連企業世界大手のランキング評価
特集
KnowTheChain投資家評価:林業における強制労働
林業部門における強制労働リスクと企業の慣行を改善するために投資家としてできることをまとめたガイダンス
報告資料:砂糖産業関連の契約と土地や労働者の権利への影響
カンボジア、カメルーン、エチオピア、マリ、シエラレオネ、東ティモールの砂糖生産企業およびサプライヤー9社について、土地の権利や労働者の権利、救済へのアクセスに関する契約上の規定に関連した調査。サステナブル投資カンボジアセンター(Columbia Center on Sustainable Investment)との協働。
企業人権ベンチマーク:農業関連企業
CHRBによる世界の農業関連企業最大手57社の評価